新年のご挨拶を申し上げます
社会福祉法人あすなろ福祉会
理事長 佐藤就之
謹んで新年のお慶びを申し上げます
旧年中は あいあい保育園の保護者の皆さまには大変ご協力を頂き有り難うございました
本年もまたよろしく賜りますようお願いいたします
当法人は、今期は二つの取り組みをしております。
その一つは、「利用者に選ばれる保育園づくり」と「自助努力型経営」です。
先般、皆さまにご協力をいただいた、23年の利用者調査の結果は、大変満足48%、満足50%の合計98%です。今後一つ一つの要望を検討し改善に努めます。また永年、経営・保育研修は園外コンサルタントにより行ってきましたが、保育を取り巻く環境も激変をしているので、園長・主任と理事長が行い現場に即した課題で実施します。
二つ目は、小学校の不登校増加(今回、小1の不登校は前年比47%増の約7千人)の解消と特別な支援を必要とする児童は6.3%で40人学級の場合は2~3名いることになる(『発達障害』と間違われた子どもたち 成田奈緒子著 青春出版社より)は保育園としても放置できない課題です。そのため保育園と小学校との「架け橋プログラム」の取り組みがあります。具体的には、5歳児中心に、学びのために国語、算数、英語、体育と情操教育のために音楽、絵画を基礎学課とし卒園児が小学校で学習のつまずきをなくすよう無理なく取り組んでいきます。また利用者調査意見では「家庭にも責任があるような事項(しつけ、いじめ、セクシャル、ジェンダーなど)をどのようなスタンスで取り組むのか方針を聞きたい。問題に見えても、家庭により問題とは捉えていないことにどのようにとり組むのか。家庭の意識から直さないと園だけでの対応では限界があるものもあると感じる」と。同感です。保護者研修など検討し子育て協同一致を目指しましょう。
皆さまのご多幸を祈念し新年のご挨拶といたします。